ノンエー石鹸は、弱アルカリ性の洗顔石鹸!

えっ!?
肌って弱酸性じゃなかったっけ? 弱酸性の洗顔石鹸でなくても肌は大丈夫なの?と思う人も多いかもしれませんね。実際に弱酸性の洗顔石鹸は多く存在します。

では、なぜノンエー石鹸は弱アルカリ性なのか?

弱アルカリ性のノンエー石鹸と、弱酸性の石鹸との違いとは

弱酸性の石鹸が存在する理由

肌は基本的に弱酸性で保たれているのですが、弱酸性に保つことで肌に悪さをする細菌の増殖を防いでいます。よって、洗顔石鹸も肌と同じ弱酸性にすることで、細菌の増殖を防ぐとともに肌に少しでも刺激を与えないようにしようとしています。

ノンエー石鹸が弱アルカリ性の理由

ノンエー石鹸が弱アルカリ性の理由は2つあります。

  1. 皮脂や汚れをよく落とすため
  2. 界面活性剤を奇麗に落とすため

皮脂や汚れをよく落とすため

アルカリ成分は、皮脂や脂汚れを溶かす性質があります。よって、顔の脂汚れや余分な皮脂を落とすには酸性よりもアルカリ性の方がよく落ちます。ただ、強アルカリ性にすると肌に刺激が強いため少しでも刺激を弱めるためノンエーは弱アルカリ性となっています。これにより肌にはほぼ刺激はないのですが、敏感肌の人はまれに肌がピリピリする場合もあるようです。

界面活性剤を奇麗に落とすため

ノンエー販売店34

皮脂や脂汚れは油性なので水をはじくため、水洗いしても落とすことができません。そこで、活躍するのが界面活性剤の存在です。界面活性剤は、写真(右)のように油を水に溶け込ます働きがあります。

石鹸には、この界面活性剤が含まれており汚れを水に溶けこまし、一緒に洗い流すことで汚れを落とします。

しかし、そんな界面活性剤も一つ問題があります。界面活性剤は顔の皮脂に水と共に溶け込むのですが、皮脂自体が毛穴や肌にこびりついていると界面活性剤も皮脂と一緒に毛穴や肌に残ってしまうのです。そして、界面活性剤はその性質がなかなか消えず肌に悪影響を与えることがあります。(洗濯や皿洗いなどで河川に流れた界面活性剤がなかなか消えず環境問題にもよくなっていますよね)

そこで、重要になってくるのがアルカリ性なのです。先述した通り、アルカリ成分は皮脂や脂汚れを溶かす性質があります。よって、毛穴や肌にこびり付いた皮脂や脂汚れも溶かしてくれるため界面活性剤が残ることなく綺麗に洗い流すことができます。

ノンエー石鹸が弱アルカリ性の理由は分かって頂けましたでしょうか?実際に美肌効果のある温泉の成分も弱アルカリ性のことが多いですよね。

弱アルカリ性は肌に大丈夫なの?

弱アルカリ成分は、水で洗い流すと汚れ界面活性剤らとともに綺麗に落ち、肌はすぐに元の弱酸性にもどるため、細菌の増殖などに対する影響は全くありません。ただ、先述した通り、肌がとても弱く敏感肌の人の場合は、肌との成分と異なるため洗顔時に肌が少しピリピリする場合があるようです。

しかし、ニキビ肌で重要なのは余分な皮脂や脂汚れを奇麗に落とし、肌と毛穴を綺麗な状態に保つことです。汚れが落ちにくく界面活性剤が残ってしまう弱酸性の石鹸は逆効果になる可能性があります。