『ノンエー石鹸』と『どろあわわ』果たしてニキビを早く治すのはどっちなのか?
このような質問を二度ほど受けたので、その際に回答した内容を記事にさせて頂きました。結論としては、ノンエー石鹸の方がニキビに効果的だと言えます。当サイトがノンエー石鹸の専用サイトだからノンエー押しているわけではありません。全く同じ条件で比較した結果ではないので断言することはできませんが、それ以前にそもそも『ノンエー石鹸』と『どろあわわ』は洗顔料という位置付けでは同じですが、役割が違うのです。
それぞれの役割、期待できる効果については以下の公式サイトでも確認できます。
ノンエー石鹸とどろあわわの役割の違い
ノンエー石鹸とどろあわわは、そもそも作られた目的が以下の様に異なります。
- ノンエー石鹸の目的と役割
- ノンエー石鹸は、ニキビに悩まされている人のために作られたニキビ専用の石鹸で医薬部外品という位置付けの洗顔料です。
- どろあわわの目的と役割
- どろあわわは、毛穴の汚れや黒ずみを落とすのを主目的とした単なる洗顔料です。
毛穴の汚れなどはニキビの原因の一つでもあるので、どろあわわでその毛穴の汚れを奇麗にすることでニキビは治るかもしれません。ただ、毛穴を奇麗にするだけであればノンエー石鹸でも奇麗になります。
一番大きな差は、ノンエー石鹸にはニキビの炎症を抑える効果が期待できるグリチルリチン酸ジカリウムが有効成分として含まれている医薬部外品だという点です。通常の洗顔料には含まれていない、まさにニキビのために作られた石鹸です。
ノンエー石鹸とどろあわわを徹底比較
では、もう少し具体的にノンエー石鹸と、どろあわわを比較してみたいと思います。
実際のニキビに対する効果の比較は、使用する人の肌の状態やニキビの状態、生活習慣、生活環境など様々な条件を全く同じにして確認しないと意味がありません。どろあわわの方が効果があるという人がいたとしても他の人も同様の結果になるとは限らないのです。
そこで、本ページではノンエー石鹸と、どろあわわにはどういった成分が含まれているのか?そして、その成分がニキビに対してどのような効果があるのか?成分面からニキビに対する効果を比較してみたいと思います。当然、ニキビに効果のある成分が含まれている方がニキビを早く治せる可能性が高くなります。
ノンエー石鹸と、どろあわわ成分比較
ノンエー石鹸と、どろあわわの成分は下表の通りです。
ノンエー石鹸 | どろあわわ | |
---|---|---|
有効成分 | グリチルリチン酸ジカリウム | なし |
その他成分 |
|
|
性質 | 弱アルカリ性 | 弱酸性 |
肌の洗浄方法の違い
ノンエー石鹸は、カリウム含有石けん用素地などで皮脂や角質を柔らかくし、余分な皮脂や角質を落ちやすくし洗い流します。それに対して、どろあわわは、海シルト(マリンシルト)やベントナイトなどで皮脂や角質を吸着させ洗い落とすことで肌を綺麗に保ちます。このようにまず肌の洗浄方法に差があります。
どちらも余分な皮脂や角質を除去するのには効果的ですが、汚れを吸着させるどろあわわの方がニキビに刺激を与えてしまうリスクが高いように思います。
有効成分の違い
有効成分とは、『医薬品』や『医薬部外品』の製品にだけ記載することが可能で、製品の効能に対して効果が期待できると認可されている成分です。
ノンエー石鹸は『医薬部外品』で、効能は『ニキビ、肌荒れ』となっています。それに対する有効成分が『グリチルリチン酸ジカリウム』です。グリチルリチン酸ジカリウムは赤ニキビなど炎症したニキビを治す効果があります。
次にどろあわわですが、どろあわわは『医薬品』でも『医薬部外品』でもないため有効成分を記載することができません。単なる洗顔料という位置付けです。
その他成分の違い
ノンエー石鹸は、ヒアルロン酸、ラウリン酸、ダイズエキスやローヤルゼリーエキス、スクワランといった肌の保湿や美白効果にも意識した成分が含まれています。
どろあわわは、ヒアルロン酸、ラウリン酸は含まれているものの全般的に洗顔に特化させている感じがします。
性質の違い
ニキビを治す上で弱アルカリ性か弱酸性かでは大きな違いが出てきます。詳細は「ノンエー石鹸は弱アルカリ性」のページを参照ください。
結論:ニキビを早く治す石鹸はノンエー? どろあわわ?
ノンエー石鹸とどろあわわを成分から見ると、やはりニキビ専用に開発されたノンエー石鹸の方がニキビに効果のある成分がふんだんに含まれており、どろあわわより効果的のように思えます。
ノンエー石鹸の詳細は公式サイトでもご確認ください。
ノンエー石鹸(公式サイト)
どろあわわの公式サイトは以下のページです。
どろあわわ