思春期は、毎日肌を丁寧に肌の管理をしていてもニキビができることってありますよね。
思春期ニキビは、名前の通り12~18歳頃までの思春期にできるニキビです。思春期時期は、身体の成長を促すため男性ホルモンが多く分泌され、その男性ホルモンの影響を受けてニキビができやすい状態になっています。男性ホルモンの分泌を抑止できれば治すのも簡単なのですが、そうもいきません。
このように思春期ニキビは原因を断つことが困難なため治すのも難しいニキビなのです。
そんな思春期ニキビに対してもノンエーは、果たして効果があるのか?
思春期ニキビに対するノンエー石鹸の効果
結論から言うと、ノンエーは思春期ニキビに効果があります。
ただし、誰にでも効果があるというわけではありません。ノンエーに限らず言えることですが、どんなに優れたニキビ用石鹸であっても100人中100人に効果があるものは存在しないのです。ニキビの状態、生活習慣、食生活、性別、体質など人によって条件が全く異なってきます。
思春期ニキビを治すには、以下の4点が非常に重要になってきます。いずれか1つでも欠けると思春期ニキビがなかなか治らない原因に繋がります。
- 思春期ニキビができる原因を断つ
- 正しいニキビケアを根気よく続けていく
- 実績のあるケア用品を利用する
- 大人ニキビの原因を断つ
4番を見て『えっ?思春期ニキビなのに大人ニキビの原因が関係あるの?』と思われた方もおられるかもしれませんが、これも重要なポイントで、この後ひとつずつ順番に解説していきます。
思春期ニキビができる原因を断つ
思春期になると男女問わず体の成長に必要な男性ホルモン量が増えてきます。この男性ホルモンは皮脂を分泌する役割もあるため、男性ホルモン量が増えることで皮脂の分泌量も過剰に増えてきます。
皮脂自体は表皮を保護するなどの大切な働きがあるのですが、過剰に増えた皮脂は毛穴の詰まりやニキビ菌と言われているアクネ菌の増殖を引き起こしてしまいます。その結果、思春期ニキビができてしまいうのです。
男性ホルモン量を減らせる?
思春期ニキビは男性ホルモン量の増加に伴う皮脂の過剰分泌が原因というのは既に述べた通りです。
では、原因となっている男性ホルモンの量を減らすことはできるのか?
思春期ニキビが治りにくいのはこの根本原因が改善できないからです。たとえ何らかの方法で減らせる方法があったとしても男性ホルモン量が増えるのは体を成長させるのに必要だからであり、これを何らかの方法で減らすべきではありません。
では、『思春期ニキビができる原因を断つ』はどうすればいいのか?
根本原因は取り除くことができませんが、以下3点を心がけることでニキビができやすい状態を軽減させることができます。
- 1.余分な皮脂をこまめに洗い落とす
- 皮脂自体は肌に必要なものなので必要以上に何度も何度も洗顔をする必要はありませんが、朝昼晩夜の1日4回程度を意識して洗顔すればよいかと思います。
- 2.ホルモンバランスが崩れることはしない
- ホルモンバランスを崩し、男性ホルモン量をさらに増やさないようにする。ホルモンバランスが崩れる原因となる睡眠不足や偏った食事、不規則な生活は避けるようにして下さい。
- 3.うるおいのある肌を保つ
- 毛穴が乾燥してガサガサ状態だと毛穴内部の皮脂が外へ排出され難くなり、ニキビを悪化させる原因となります。うるおいのある肌を保つことで毛穴が内部の皮脂を柔軟に排出してくれるようになります。必要に応じてノンエー石鹸と合わせて化粧水や保湿クリームも併用するようにして下さい。
正しいニキビケアを根気よく続けていく
正しい洗顔方法を身に付け、根気よく継続してください。
正しい洗顔方法は、1つではなくその人の肌の状態などによっても異なってきます。たとえば皮脂の分泌量が非常に多い人は体温と同じ程度かそれよりも少し高めの湯温で洗顔した方が皮脂は落ちやすくなります。しかし、皮脂量が少々多い程度の人が熱い湯温でガシガシ洗い過ぎると逆に皮脂を落とし過ぎて肌トラブルの原因となってしまいます。
正しい洗顔方法については以下のページで詳しく解説しているので宜しければそちらもご覧ください。
正しい洗顔方法を身に付けたらあとは根気です。
思春期ニキビは前述した通り根本原因が取り除くことができないので、どうしても治るまでに時間がかかる場合が多いです。それを多くの人はノンエー石鹸が効果が無いのだと思い込み、あれこれ色々なケア用品や方法をとっかえひっかえして結局、長い間、思春期ニキビに悩まされ続けることになってしまいます。
ノンエー石鹸が効果がないのではなく、ノンエー石鹸を使っているから『思春期ニキビを悪化させずに維持できている』、『新たな思春期ニキビができるのを抑止してくれている』と思いながら根気よくケアを続けるようにして下さい。
実績のあるケア用品を利用する
日本にはそんなに粗悪な洗顔料は無いと思いますが、やはり実績のある洗顔料を使う方が無難です。とは言え実績と言っても分かり難いですよね。
- 利用者の多さ
- 知名度
この2点だけで決めればよいかと思います。口コミや評判は気にする必要はありません。あまり意味がないのです。その理由は、以下のページを読んで頂ければ分かると思います。ノンエー石鹸の悪い口コミとそれに対する解説などを記載しています。
利用者の多さは、それだけで実績が高いことを証明しています。今の時代、利用者が多くて粗悪な商品だったら問題になり、利用者は即減るはずです。利用者が多い状態を維持できているということは、それだけ良い洗顔料だと言えます。
知名度が高いということは人気がそれだけ高いということだけではなく、企業がそれだけ宣伝等含めて力を入れているということを意味します。宣伝にお金を投資できるだけの余力がある企業で、洗顔料に研究開発費を投じているとも考えられます。
ノンエー石鹸は、この両方を満たしている石鹸だと思います。
大人ニキビの原因を断つ
多くの人が間違えやすいのが『思春期時期にできるニキビが思春期ではない』ということです。思春期ニキビとは、『思春期時期に活発化する男性ホルモンの影響を受けてできるニキビ』のことです。
たとえば、思春期時期であっても大人ニキビの原因でニキビができることがあります。これは思春期ニキビではなくれっきとした大人ニキビになります。大人ニキビは男性ホルモンが影響してできることもありますが、主に乾燥肌や肌のガサつき、ターンオーバーの乱れなど肌トラブルが元となります。
もし、思春期ニキビと大人ニキビの原因が重なったらどうなると思いますか?
そう、ニキビの激悪化です。思春期ニキビが治り難く悪化しやすいのはこれが原因の一つでもあります。思春期ニキビの根本原因は取り除くことができませんが、大人ニキビの原因は生活習慣が原因となっていることが多いので改善はできるはずです。重複原因を取り除くことで、思春期ニキビは悪化させずに治しやすくなります。
ノンエーが思春期ニキビに効果がある理由
ニキビができる原因は大きく分けて次の2つにわかれます。
- 皮脂が過剰分泌され毛穴からの排出が追い付かなくなり常に毛穴内部に皮脂が滞留してしまう
主に前者が思春期ニキビ、後者が大人ニキビの原因になります。大人ニキビに対するノンエー石鹸の効果は、以下のページで解説しているので宜しければそちらをご覧ください。
では、思春期ニキビに効果があると言うからにはノンエー石鹸に以下の2点に対する効果が無いとダメですよね?
- 過剰に分泌された皮脂を落とすことができる
- 男性ホルモンの分泌を抑制することができる
過剰に分泌された皮脂を落とすことができる
ノンエーはよくある弱酸性の石鹸とは違い弱アルカリ性で作られている為、皮脂などの油分を非常に落としやすい石鹸です。逆に使い方を間違えると皮脂を落とし過ぎてしまうこともあるくらいです。
皮脂は落とし過ぎると乾燥肌を引き起こすので、ノンエーの使い方には注意して下さい。ノンエーの正しい使い方は、下記のページに記載しています。
弱アルカリ性がなぜ、皮脂をよく落とすかに関しては、下記のページに記載しています。
男性ホルモンの分泌を抑制することができる
ノンエーには女性ホルモンと同じ働きをする成分(大豆エキス)が含まれており、そして女性ホルモンは男性ホルモンの分泌を抑える働きがあります。そのため、ノンエー石鹸は男性ホルモンの分泌量を抑える働きもあると言われていますが、この点に関してはかなり疑わしい点です。
個人的にはこの効果は期待できないと考えており、思春期ニキビを治すのが難しいのはこの男性ホルモンがどうにもならないからだと思っています。むしろ、洗顔料でホルモン量が変わってしまうのであれば、私は恐くて使えません。
ノンエーに含まれている成分
ノンエーに含まれる成分が思春期ニキビに効果があるものかどうかを確認してみたいと思います。以下のリストがノンエー石鹸に使われている成分の一覧です。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- ダイズエキス
- クワエキス
- ローヤルゼリーエキス
- スクワラン
- ヒアルロン酸ナトリウム(2)
- 海藻エキス(1)
- 2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン
- メタクリル酸ブチル共重合体液
- カリウム含有石けん用素地
- 精製水
- ラウリン酸
- 濃グリセリン
- 1,3-ブチレングリコール
グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウムは、炎症した赤ニキビや黄ニキビの炎症を抑える効果があります。思春期ニキビはニキビを悪化させ炎症させてしまうことにより肌細胞を傷めニキビ跡ができるリスクが高いので、グリチルリチン酸ジカリウムはありがたい成分の一つです。
大豆エキス
大豆エキスには、イソフラボン、サポニン、アミノ酸といった成分が含まれておりこれらは、女性ホルモンと同じ働きをするため男性ホルモン量を抑止し皮脂の分泌を抑える効果があると言われていますが、期待しない方がいいでしょう。
ローヤルゼリーエキス、スクワラン、ヒアルロン酸ナトリウム
ローヤルゼリーエキス、スクワラン、ヒアルロン酸ナトリウムは、肌に潤いを与え保湿効果があるため、成熟した細胞を育てるのに効果があります。
ノンエー石鹸の詳細は以下の公式サイトでも詳しく解説されているので、併せてご確認ください。